伝説のジムカーナシリーズが生んだ怪物
YouTubeで伝説的な人気を誇るジムカーナシリーズが、またしても常識を超えたマシンを世に送り出しました。1978年式スバル・ブラットをベースに開発された「ブラットaroo 9500ターボ」は、その名の通り9500回転まで回るエンジンとアクティブエアロを搭載した究極のジムカーナマシンです。
限界を超えるパワーユニット
このマシンの最大の特徴は、通常の量産車では考えられない高回転型エンジンです。9500回転まで回る特殊チューニングが施されたエンジンは、超高回転域でもパワーが落ちることなく、驚異的な加速性能を発揮します。特にドリフト走行時には、高回転域で安定したトルクを供給し、スモークパフォーマンスをよりドラマチックなものにしています。
進化するエアロダイナミクス
もう一つの注目ポイントがアクティブエアロシステムです。走行状況に応じてリアウイングの角度が自動調整され、コーナリング時のダウンフォースを最適化します。これにより、急激な方向転換や連続コーナーでも驚異的なグリップ力を維持することが可能になりました。
軽量ボディの利点を最大限に活用
オリジナルのスバル・ブラットは軽量コンパクトなボディが特徴でした。この特性を活かしつつ、ロールケージやサスペンションを徹底的に強化。重量バランスを最適化することで、通常のスポーツカーでは不可能な急激な体重移動や小回りの利く動きを実現しています。
ジムカーナ文化の新たな金字塔
このマシンの開発には、従来の自動車常識に縛られない自由な発想が詰まっています。古典的な軽トラックのボディに現代の最高峰テクノロジーを融合させたこのプロジェクトは、カスタムカーの可能性をさらに広げるものとなるでしょう。