症状
考えられる症状には以下が含まれます:
- MIL(故障警告灯)の点灯
- アイドリング時または高速走行時のミスファイア
- アイドリングの質が悪い
- アイドリング状態にならない可能性がある
- 始動後すぐにストールする可能性がある
原因
コードP2130の潜在的な原因には以下が含まれます:
- スロットルバネの戻り不良
- MAPまたはTPSコネクターの腐食
- 配線経路不良による摩擦
- TPSの不良
- PCMの不良
考えられる解決策
診断ツールをお持ちの場合、KOEO(キーオンエンジンオフ)状態でTPS電圧を確認してください。アクセル閉時には電圧は約0.45ボルトである必要があります。アクセルを踏み込むにつれて約4.5〜5ボルトまでスムーズに上昇するはずです。時には、オシロスコープのみがTPS信号電圧の断続的な問題を検出できる場合があります。TPSのスイープ電圧に問題がある場合は、TPSを交換してください。
注:一部のTPSセンサーは微調整が必要です。DVOM(デジタル電圧・抵抗計)を使用して新しいTPSを調整することに慣れていない場合は、整備工場に持ち込むことをお勧めします。スロットル閉時の電圧が0.45ボルト(±約0.3ボルト)でない場合、または読み値が「固着」している場合は、TPSコネクターを外してください。KOEO状態で、コネクターの5ボルト基準電圧と適切なアースを確認してください。TPSコネクターのアース回路と信号回路の間にジャンパーワイヤーを接続して信号回路の導通を確認できます。診断ツールのTPS読み値がゼロを示すようになった場合は、TPSを交換してください。ただし、読み値がゼロに変わらない場合は、信号線の断線または短絡を確認し、何も見つからない場合はPCMの不良を疑ってください。TPS配線ハーネスを操作することでアイドリング時の読み値が変化する場合は、TPSの不良を疑ってください。