2027年型シボレー・シルバラード、米国特許から流出した公式スケッチで新型デザインを予告

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2027年型シボレー・シルバラード、大胆なフロントデザインが特許図で明らかに

次期型となるシボレー・シルバラードのデザインスケッチが、米国特許商標庁(USPTO)への出願書類から流出しました。この公式文書は、現在のモデルとは一線を画す、完全に刷新されたフロントエンドのデザインを明らかにしており、2027年モデルとして市場投入が予想される新型ピックアップトラックの進化の方向性を示唆しています。

分割式ライトと力強いボンネットが特徴

流出した特許図が最も特徴的に描いているのは、分割されたヘッドライトデザインです。従来の一体型のユニットとは異なり、上下または機能別に分離された照明シグネチャーが採用されており、より未来的で個性的な顔つきを実現しています。さらに、エッジの効いたより角張ったボンネットのデザインは、従来モデルよりも力強さと存在感を増しており、シルバラードのアイデンティティを進化させようとする意図が感じられます。

特許流出が示す開発段階と市場戦略

このような公式の特許書類からの情報流出は、自動車メーカーにおいては珍しいことではありませんが、新型車の開発が最終的なデザインの確定と法的保護の段階に進んでいることを示す明確なシグナルです。ゼネラルモーターズ(GM)がこの時期にデザイン特許を出願した背景には、競合他社との熾烈なフルサイズピックアップトラック市場における優位性を確保し、将来の電動化モデルを含むブランドのビジュアルアイデンティティを固めたいという戦略が窺えます。

現在のシルバラードは、従来の内燃機関モデルに加え、電気ピックアップの「シルバラードEV」もラインアップに加わっています。今回明らかになったデザインが、ガソリン/ディーゼルモデルの次期型なのか、あるいはEVラインアップのさらなる拡張を示すものなのかは現時点では不明です。しかし、いずれにせよ、米国を代表するピックアップトラックの一つであるシルバラードのデザインが、よりアグレッシブで未来的な方向へと舵を切ろうとしていることは間違いありません。今後の正式な発表が待たれます。

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