ラムダ・センサー(酸素センサー)

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ラムダセンサー(酸素センサー)

1. ラムダセンサーとは何か、その役割は?

ラムダセンサー(酸素センサー)は、排気ガス中の酸素濃度を測定します。この情報はパワートレイン制御モジュール(PCM)に送信され、エンジンの設定を最適化するために使用されます:

  • アップストリームセンサー:効率的な燃焼のため、空燃比を調整します。
  • ダウンストリームセンサー:触媒コンバーターの効率を確認します。

2. ラムダセンサー不調の症状は?

故障したラムダセンサーは以下の原因となる可能性があります:

  • 燃料消費量の増加。
  • 汚染物質排出量の増加。
  • 「チェックエンジン」ランプ(CEL)の点灯。
  • エンジン出力と応答性の低下。
  • エンジンの不調や不安定なアイドリング。

3. ラムダセンサーの故障確認方法

  • CELランプが点灯している場合は、診断ツールを使用してエラーコードを読み取ります。
  • 正常に機能しているセンサーの動作は以下の通りです:
    • アップストリームセンサー:高速な正弦波を生成します(アイドリング時0.1V~0.9V)。
    • ダウンストリームセンサー:触媒コンバーターが正常な場合、安定した電圧(約0.45V)を表示します。
  • オシロスコープやスキャナーツールでセンサーの応答性を確認できます。
    詳細なテスト手順については、必ずお使いの車両専用のマニュアルを参照してください。

4. ラムダセンサーの交換方法

ラムダセンサーを交換する一般的な手順は以下の通りです:

  1. バッテリーのマイナス端子を外します。
  2. センサーの電気コネクターを外します。
  3. 専用レンチまたはソケットを使用してセンサーを取り外します。
  4. 新しいセンサーを逆の手順で取り付けます。

作業前に、お使いの車種に特化した指示書を必ず参照してください。

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