P1259 HONDA 考えられる原因
- エンジンオイルレベル低下または油圧不良
- 可変バルブタイミング・リフト電子制御システム(VTEC)ソレノイドバルブの故障
- VTECソレノイド配線の断線または短絡
- VTEC回路の電気的接続不良
- VTEC油圧スイッチの故障
HONDA P1259 診断コードの修理方法
まず上記の「考えられる原因」を確認してください。関連する配線ハーネスやコネクターを目視点検します。損傷した部品をチェックし、コネクタピンの破損・曲がり・脱落・腐食がないか調べてください。
診断コードが検出される条件
VTEC油圧スイッチ回路またはVTECソレノイドバルブ回路に問題が生じた場合にP1259が設定されます
想定される症状
- エンジン警告灯の点灯(または整備警告灯)
P1259 HONDA コードの意味
可変バルブタイミング・リフト電子制御システム(VTEC)は、パワートレイン制御モジュール(PCM)の指令によりVTECソレノイドバルブを作動させ、バルブシステムに組み込まれたVTEC機構の油圧回路を加減圧してバルブタイミングを低速用と高速用で切り替えます。PCMはVTECソレノイドバルブ下流のVTEC油圧スイッチに基づいて、VTEC機構の油圧回路内の油圧状態を監視します。PCMの制御によって判定される油圧回路内の油圧状態と、VTEC油圧スイッチの状態によって判定される油圧状態に不一致が生じた場合、システム異常と判断されP1259コードが記録されます。