オーディ DTC P1183 エラーコード:症状、原因、解決策
1. 考えられる症状
- エンジン警告灯の点灯(または間もなく点灯するエンジン警告灯)
2. 考えられる原因
- 酸素センサー(O2センサー)の故障
- O2センサーの配線の断線または短絡
- 酸素センサー回路の電気接続不良
3. コードP1183 AUDIの意味
エラーコードP1183は、リニア酸素センサーの参照電圧が電源側に短絡していることを示します。ただし、正確な説明はお持ちのオーディのモデルや年式によって異なる場合があります。
4. 診断と修理の手順
- 部品の目視検査
- O2センサーの配線ハーネスとコネクターを点検します。
- 破損、曲がり、引き抜き、腐食したピンがないか確認します。
- 酸素センサー(O2センサー)の確認
- マルチメーターを使用してセンサーの電圧をテストします。
- 取得した値をメーカーの仕様と比較します。
- 配線ハーネスの検査
- 断線、被覆剥き、短絡がないか確認します。
- 必要に応じて配線を修理または交換します。
- 電気接続の確認
- O2センサーのコネクターが確実に固定され、清潔であることを確認します。
- 必要に応じて清掃し、電気用潤滑剤を塗布します。
- O2センサーの交換(故障している場合)
- センサーがメーカーの許容範囲を超えている場合は、互換性を確保するために純正のオーディセンサー(OEM)と交換してください。
- エラーコードの消去と試運転
- 修理後、OBD-IIスキャナーを使用してコードを消去します。
- 問題が解決したことを確認するために試運転を行います。
5. 注意
修理後も問題が解決しない場合は、専門家に相談するか、オーディのサービス技術情報(TSB)を確認して、他の考えられる解決策を探してください。