P1172 HONDA ACCORD 考えられる原因
- 空燃比センサー1(バンク1 センサー1)の不具合
- 空燃比センサー1(バンク1)の配線の断線または短絡
- 空燃比センサー1(バンク1)回路の電気的接続不良
HONDA ACCORD P1172コードの修理方法
まず上記の「考えられる原因」を確認してください。該当する配線ハーネスとコネクターを目視点検します。損傷した部品や、コネクターピンの破損、曲がり、抜け、腐食がないか調べてください。
考えられる症状
- エンジン警告灯の点灯(またはまもなく点灯するエンジン警告灯)
P1172 HONDA ACCORD 意味
空燃比(A/F)センサー1は排気システムに設置され、排気ガス中の酸素濃度を検知します。A/Fセンサーは出力電圧をエンジン制御モジュール(ECM)に送信します。センサー素子用のヒーターがA/Fセンサー(センサー1)内に組み込まれており、ヒーターに流れる電流を制御することでセンサーを活性化・加熱し、酸素濃度の検知を安定・迅速化します。素子電極にかかる電圧が特定の範囲に達すると、拡散層を通じて供給される酸素量が制限されるため、電流の増加が安定します。電流値は排気ガス中の酸素濃度に比例するため、電流値を測定することで空燃比を検出します。ECMは設定された目標空燃比と検出された空燃比を比較し、燃料噴射タイミングを制御します。
A/Fセンサー(センサー1)の電圧が低い場合、空燃比はリーン(薄い)状態であり、ECMはA/Fフィードバック制御を使用してリッチ(濃い)指令を出力します。A/Fセンサー(センサー1)の電圧が高い場合、空燃比はリッチ(濃い)状態であり、ECMはA/Fフィードバック制御を使用してリーン(薄い)指令を出力します。