P1163 ホンダ シビック – エア/燃料比センサー1 応答遅延

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P1163 1996年 ホンダ シビック 考えられる原因

  • エア燃料比センサー1の故障
  • エア燃料比センサー1の配線が断線または短絡している
  • エア燃料比センサー1回路の電気接続不良
 

P1163 1996年 ホンダ シビック 修理方法

まず上記の「考えられる原因」を確認してください。該当する配線ハーネスとコネクターを目視検査します。損傷した部品を探し、コネクターピンの破損、曲がり、押し込み、腐食を調べてください。

 
 

コードが検出される条件

電源がA/Fセンサーヒーター(センサー1)に供給されている際に、ヒーター素子が作動しないか、エンジン制御モジュール(ECM)端子の電圧が所定の時間以上、設定値以下である場合、不具合が検出されコードが記録されます。

考えられる症状

  • エンジン警告灯の点灯(またはまもなく点灯するエンジン警告灯)
 

P1163 1996年 ホンダ シビック 意味

エア燃料比センサー(A/Fセンサー)1は排気システムに設置され、排気ガス中の酸素濃度を検知します。A/Fセンサーは出力電圧をエンジン制御モジュール(ECM)に送信します。センサー素子用のヒーターがA/Fセンサー(センサー1)内に組み込まれており、ヒーターに流れる電流を制御することで作動し、センサーを加熱して酸素濃度検知の安定化と高速化を図ります。拡散層を通して供給される酸素量が制限されるため、素子電極に印加される電圧が特定の範囲に達すると電流の増加が安定します。この電流値は排気ガス中の酸素濃度に比例するため、電流値を測定することで空燃比を検知します。ECMは設定された目標空燃比と検知された空燃比を比較し、燃料噴射量の調整制御を行います。
A/Fセンサー(センサー1)の電圧が低い場合、空燃比はリーン(希薄)状態であり、ECMはA/Fフィードバック制御を使用してリッチ(濃い)制御指令を出力します。A/Fセンサー(センサー1)の電圧が高い場合、空燃比はリッチ(濃い)状態であり、ECMはA/Fフィードバック制御を使用してリーン(希薄)制御指令を出力します。

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