P1143 INFINITI 考えられる原因
- 前酸素センサー（バンク1）の不良
- 吸入空気の漏れ
- 前酸素センサー（バンク1）の配線の断線または短絡
- 前酸素センサー（バンク1）回路の電気的接続不良
- 燃料圧力
- インジェクター
INFINITI P1143コードの修理方法
まず上記の「考えられる原因」を確認してください。該当する配線ハーネスとコネクターを目視検査します。損傷した部品を探し、コネクターピンの破損、曲がり、押し込み、腐食がないか調べてください。
技術メモ
吸入空気漏れがない場合、P1143コードの最も可能性の高い原因は前酸素センサー（バンク1）です。
コードが検出される条件
センサーの最大電圧と最小電圧が指定された電圧に達していません。
考えられる症状
- エンジン警告灯の点灯（またはまもなく点灯するエンジン警告灯）
INFINITI P1143コードの意味
前酸素センサー1はフロントパイプに設置されています。これは外部空気に対する排気ガス中の酸素量を検出します。前酸素センサー1は、閉端のジルコニアセラミックチューブを備えています。ジルコニアは、リッチ条件では約1V、リーン条件では0Vの電圧を発生させます。前酸素センサー1の信号はエンジン制御モジュール（ECM）に送信されます。ECMは燃料噴射パルス幅を調整して理想的な空燃比を実現します。理想的な空燃比は、1Vから0Vへの急激な変化点付近で発生します。