各シフトソレノイドは、異なるクラッチとギアを制御する役割を担っています。特定のシフトソレノイドがプログラム通りに動作しない場合、DTC P0978が記録されます。
コードの深刻度は？
診断コードP0978の深刻度は最初はそれほど悪くないように見えるかもしれませんが、トランスミッションの問題は悪化していきます。最終的にはシフトチェンジが不能なトランスミッションに至ります。
症状
P0978の症状には以下が含まれます：
- 急激なシフトチェンジ
- ギアが入らない
原因
- トランスミッションフルードの不足
- 汚れたフルード／フィルター
- 損傷した配線や腐食・破損したコネクター
- シフトソレノイドの故障
診断方法
トランスミッションフルードはシフトソレノイドの動作にとって非常に重要です。信じられないかもしれませんが、汚れたまたは不足しているトランスミッションフルードが実際にOBDII故障コードP0978を引き起こすことがあり、最初に確認すべき項目です。トランスミッションケーブルハーネスに沿った損傷した配線や破損したコネクターもこのOBD2コードの原因となり得ます。これらの領域に問題が検出されない場合、シフトソレノイドCを点検する必要があります。
修正方法
- トランスミッションのメンテナンス
- 損傷した配線／コネクターの交換または修理
- シフトソレノイドの交換