B001B 考えられる原因
- 助手席シートベルトアンカープレテンショナーの故障
- 助手席シートベルトアンカープレテンショナーの配線が断線または短絡している
- 助手席シートベルトアンカープレテンショナーの回路の電気的接続不良
- 感知診断モジュール(SDM)の故障
コードB001Bの修理方法
まず上記の「考えられる原因」を確認してください。該当する配線ハーネスとコネクターを目視点検します。損傷した部品や、コネクターピンの破損、曲がり、押し込み、腐食がないか調べてください。
技術メモ
DTC B001B 01 助手席シートベルトアンカープレテンショナーの展開ループがバッテリーに短絡
DTC B001B 02 助手席シートベルトアンカープレテンショナーの展開ループがアースに短絡
DTC B001B 04 助手席シートベルトアンカープレテンショナーの展開ループが断線
DTC B001B 0D 助手席シートベルトアンカープレテンショナーの展開ループの抵抗値が高い
DTC B001B 0E 助手席シートベルトアンカープレテンショナーの展開ループの抵抗値が低い
考えられる症状
- エアバッグ警告灯が点灯
B001Bの意味
十分な強度の側面衝突または正面衝突が発生した際、エアバッグ感知診断モジュール(SDM)は展開ループに電流を流し、エアバッグまたはプレテンショナーを作動させます。コネクターが外れた場合、2本の短絡バーが制御回路同士を短絡させます。これにより、整備中のエアバッグやプレテンショナーの誤作動を防ぐことができます。