B0015 考えられる原因
- 左プリテンションモジュールの不良
- 左プリテンションモジュールの配線が断線または短絡している
- 左プリテンションモジュール回路の電気的接続不良
- 感知診断モジュール(SDM)の不良
コードB0015の修理方法
まず上記の「考えられる原因」を確認してください。該当する配線ハーネスとコネクタを目視点検します。損傷した部品がないか探し、コネクタピンの破損、曲がり、押し込み、腐食がないか調べてください。
技術メモ
DTC B0015 01 LFプリテンショナー展開ループ バッテリーへの短絡
DTC B0015 02 LFプリテンショナー展開ループ アースへの短絡
DTC B0015 04 LFプリテンショナー展開ループの断線
DTC B0015 0D LFプリテンショナー展開ループ抵抗がしきい値を超えている
DTC B0015 0E LFプリテンショナー展開ループ抵抗がしきい値を下回っている
考えられる症状
- エアバッグ警告灯の点灯
B0015 意味
十分な強度の側面衝突または正面衝突が発生した場合、エアバッグ拘束装置の感知診断モジュール(SDM)は、展開ループに電流を流し、エアバッグ拘束モジュールを展開させます。モジュールコネクタには2本の短縮バーが使用されており、コネクタが外されたときに高側回路と低側回路を互いに短絡させます。これにより、メンテナンス中のエアバッグモジュールの誤作動を防ぐのに役立ちます。