ヒュンダイ「アイオニック9」初公開 欧州で大型EVSUVの全貌明らかに

投稿者:

ヒュンダイ、新型大型EV「アイオニック9」をブリュッセルモーターショーで世界初公開

ヒュンダイ自動車は、欧州で開催されるブリュッセルモーターショーにおいて、新型大型電気自動車「アイオニック9」の世界初公開を正式に発表しました。これは、同社のEV専用シリーズ「アイオニック」の新たなフラグシップモデルとして位置付けられ、既存の「アイオニック5」や「アイオニック6」に続く重要なラインアップ拡充となります。

大型EVSUVとしての期待される仕様と特徴

「アイオニック9」は、3列シートを備えた大型SUVとして開発されています。これにより、家族連れや大人数の乗車を必要とするユーザー層へのアプローチが可能となります。プラットフォームには、既存のE-GMPを発展させた新型が採用されるとの見方が強く、航続距離と充電性能のさらなる向上が期待されています。デザイン面では、アイオニックシリーズの特徴である「ピクセルライト」を進化させた照明技術や、力強いプロポーションが予想されます。

欧州市場における戦略的重要性

ブリュッセルモーターショーでの初公開は、欧州市場への強いコミットメントを示すものです。欧州ではSUV需要が高く、特に大型で広々とした室内空間を備えたゼロエミッション車への関心が高まっています。ヒュンダイは、「アイオニック9」を通じて、高級大型EVSUVセグメントにおいて存在感を強め、競合他社との差別化を図る戦略とみられます。

今回の発表は、ヒュンダイの電動化戦略が順調に次の段階へと移行していることを明確に示すものです。市場の詳細な反応と具体的な仕様の全容は、今後の発表が待たれます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です