フォード・マスタングGTにV10エンジンを載せたら?トリトンV8を超える革命が起きた

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マスタングの常識を覆すV10エンジンスワップ

フォード・マスタングと言えば、その咆哮を響かせるV8エンジンが象徴的です。特に1990年代後半から2000年代にかけて搭載されたモジュラー式4.6L V8は、多くのファンを魅了してきました。しかし、一部の熱狂的な愛好家にとって、この8気筒では物足りない時があるのも事実です。そんな常識を打ち破る試みが、V10エンジンを搭載する「スワップ」です。

フォードが秘蔵した幻のV10マスタング

実はフォード自身も、V10エンジン搭載のマスタングを密かに開発していました。2004年に製作された「ボス351」プロトタイプがそれです。この車両は市販化されることはありませんでしたが、より大きな排気量と出力を求める可能性を提示した、重要な実験作でした。この公式プロジェクトは、カスタムカーの世界に一つのインスピレーションを与えることになります。

YouTubeチャンネルが実現させたV10の咆哮

その幻のコンセプトを現代によみがえらせたのが、YouTubeチャンネル「Overused」を運営する一人のマスタングオーナーです。彼は、フォードの大型トラックやSUVに搭載されていた「トリトン」6.8L V10エンジンを、マスタングGTに移植するという大胆なプロジェクトを実行に移しました。このエンジンスワップは、単なるパワーアップを超え、車両の根本的な性格を変える革命と言えるものです。

なぜV10なのか?その理由と魅力

V8からV10へ変更する最大の理由は、比類ないトルクと独特の排気音にあります。V10エンジンは、高回転型のV8と低回転型のV12の良いところを併せ持つ特性があると言われています。特にこのトリトンV10は、広い回転域で太く力強いトルクを提供し、従来のマスタングとは全く異なる加速感を生み出します。このプロジェクトは、市販車の枠組みに収まらない、個人による究極のカスタマイズの可能性を示す好例となっています。

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