アウディ、F1初の純正マシン「R26」を正式発表
ドイツの自動車メーカー、アウディが、2026年からのフォーミュラ1(F1)参戦に向けて開発を進める初の純正マシン「アウディ R26」を正式に発表しました。昨年11月にスポンサーレスで公開されたデザインモデルは、その哲学とカラーリングを示すものでしたが、今回、実戦を見据えた完成形が初めて明らかになりました。
「R26」に込められた技術とデザイン哲学
アウディ R26は、2026年シーズンに導入される新規格パワーユニット(PU)に完全対応して開発されています。車体は、アウディのスポーツカー部門であるアウディスポーツギャンビットハウスと、2026年よりワークスパートナーとなるザウバーF1チームが緊密に連携して設計。空力性能と剛性のバランスを追求したシャシーは、新PUとともに、高い競争力を発揮するための基盤となっています。
デザイン面では、アウディのアイデンティティを反映したシルバーを基調とし、ブラックとアクセントカラーで彩られています。昨年公開されたモデルから進化を遂げ、よりリアルなレーシングマシンの形状とディテールが確認できます。
2026年新規格への挑戦と期待
2026年シーズンは、持続可能燃料の使用率100%をはじめ、PUの電動出力比率が大幅に向上するなど、F1の歴史的な転換点となります。アウディはこの新時代の技術開発に早期から注力し、その成果をR26に結集させました。この参戦は、モータースポーツにおけるアウディのレガシーを新たな次元へと導く重要な一歩です。
F1への参入は、単なるレースへの挑戦を超え、先端技術の開発と実証の場として位置づけられています。R26の走行データは、将来的な市販車の電動化技術や効率化にも還元されると見られています。
アウディ R26の公開は、同社のF1プロジェクトが着実に進行し、いよいよ実戦段階へと移行することを明確に示す出来事となりました。世界最高峰のモータースポーツの舞台で、アウディがどのようなパフォーマンスを見せるのか、注目が集まります。