潜在的な症状
P2185の症状には以下が含まれます：
- 極端に悪い燃費
- 始動不能状態
- 始動はするが、極端に不調で黒煙を吐き、非常にガタガタと走り、ミスファイアする
- MIL（警告灯）の点灯
原因
P2185コードは以下のいずれかが発生したことを示している可能性があります：
- ECTセンサーNo.2への接続不良
- ECTセンサーNo.2とPCM間の接地回路の断線
- センサーとPCM間の電源電圧回路の短絡
- PCMの不良（可能性は低い）
- 温度センサーの不良（内部短絡）
考えられる解決策
まず、診断ツールにアクセスできる場合は、冷却液センサーNo.2の読み値を確認してください。論理的な数値を表示していますか？もしそうであれば、問題は間欠的である可能性が高いです。センサーのコネクターとハーネスを揺らしながら「リプルテスト」を実施し、診断ツールの読み値を監視してください。値の急落がないか確認します。値の急落は接続不良を示しています。診断ツールが非論理的な温度を表示する場合は、温度センサーの抵抗値を確認してください。仕様から外れている場合は交換してください。仕様通りであれば、センサーを外し、ヒューズ付きジャンパー線を使用してコネクターの2つの端子を接続してください。これで温度読み値が華氏250度以上で最大値を示すはずです。そうでない場合は、接地回路または電源電圧回路に問題がある可能性があります。
コネクターで5V基準電圧を確認してください。また、コネクターでの接地の有無も確認してください。5V基準電圧や接地の導通がない場合は、PCMコネクターでこれらを確認してください。PCMコネクターで確認できた場合は、PCMとセンサー間の断線または短絡を修理してください。確認できない場合は、問題のワイヤーをPCMから外し、PCMのピンで適切な電圧を確認してください。ワイヤーを外した後に電圧が確認できた場合は、回路の短絡を修理してください。ワイヤーを外してピンを確認した後も電圧が確認できない場合は、PCMを交換してください。
注記：通常、P2185は温度センサーの不良を示しますが、これらの他の可能性を排除するものではありません。PCMの診断方法がわからない場合は、試さないでください。