📌 インフィニティ コードP1288の意味
コードP1288は、ECM(エンジン制御モジュール)がバンク2の1番エア/フューエル比(A/F)センサーの応答が、リッチからリーンへの切り替えにおいて遅すぎると検出した場合に発生します。
この「広域」タイプのセンサーは、λ=1(理論空燃比)だけでなく、リッチおよびリーンの範囲でも空燃比を正確に測定します。酸素ポンプシステムを使用して拡散室のガスを調整し、PCMに正確な信号を提供します。
⚠️ 考えられる症状
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🔥 エンジン警告灯の点灯(チェックエンジン)
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⛽ 不規則なアイドリングまたは不安定
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🌬️ 異常な燃料消費
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🐢 軽度のパフォーマンス低下
📍 インフィニティ コードP1288の考えられる原因
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❌ A/Fセンサーの不良(バンク2、センサー1)
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🔌 センサーの配線またはコネクターの損傷
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⚡ 電気接続の不良(ピンの曲がり、酸化など)
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🛠️ 燃料圧力が低すぎる
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💨 吸入空気または排気の漏れ
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💉 燃料インジェクターの不良
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⚙️ エアフローメーター(MAF)の不良
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🔁 PCVバルブ(オイル蒸気回収)の不良
🔍 コードP1288はいつ検出されますか?
ECMは、始動後または加速後にA/Fセンサーからの素早い応答を期待します。信号がリッチからリーンへの切り替えを示すのに時間がかかりすぎる場合、DTC P1288が発生します。
🧰 コードP1288の修理方法
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外観検査:
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A/Fセンサー(バンク2、センサー1)の配線状態を確認
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曲がった、酸化した、または壊れたピンを探す
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A/Fセンサーのテスト:
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OBD2診断ツールを使用してセンサーの値をリアルタイムで読み取る
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加速/減速に反応するか確認
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漏れの確認:
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吸入ホースの空気漏れ
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センサー前の排気漏れ
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燃料圧力の確認
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圧力が低すぎると空燃比が狂う可能性がある
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インジェクターとPCVバルブのテスト
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正常に機能していることを確認
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すべての確認が良好でもコードが消えない場合はA/Fセンサーを交換
💡 プロのヒント
A/Fセンサーは非常に高温(700〜800°C)で動作します。センサー内蔵ヒーターが故障している場合、センサーが動作温度に達するまで時間がかかり、このコードが発生する可能性もあります。この点は診断時に見落とされがちです。