P1274 日産セントラ 考えられる原因
- エア/燃料比(A/F)センサー1 バンク1の不良
- エア/燃料比(A/F)センサー1 バンク1の配線の断線または短絡
- エア/燃料比(A/F)センサー1 バンク1回路の電気的接続不良
- 燃料圧力
- 燃料インジェクターの不良
- エアフローメーターの不良
P1274 日産セントラの修理方法は?
まず上記の「考えられる原因」を確認してください。関連する配線ハーネスやコネクターを目視点検します。損傷した部品をチェックし、コネクターピンの破損、曲がり、押し込み、腐食がないか調べてください。
コードが検出される条件
ECMがA/Fセンサー1の信号から計算したA/F信号が、特定の期間にリッチ側にシフトした場合。
考えられる症状
- エンジン警告灯の点灯(またはまもなく点灯するサービスエンジン警告灯)
- エンジンの不調なアイドリングが発生する可能性あり
P1274 日産セントラ 意味
エア/燃料比(A/F)センサーは、二重セル式平面限界電流センサーです。A/Fセンサーのセンサー素子は、ネルンスト濃淡電池(センサーセル)と酸素ポンプセル(イオンを運ぶ)を組み合わせたものです。素子内には加熱素子が組み込まれています。
このセンサーはλ=1を正確に測定できるだけでなく、リーン側およびリッチ側の広い範囲でも測定可能です。その制御電子回路により、センサーは広いλ範囲(0.7 < λ < 空気)で明確で連続的な信号を出力します。
排ガス成分は拡散隙間を通って酸素ポンプ電極およびネルンスト濃淡電池に拡散し、そこで熱力学的平衡状態に達します。
電子回路は、拡散隙間内の排ガス組成がλ=1で一定に保たれるように、酸素ポンプセルを通るポンプ電流を制御します。したがって、A/Fセンサーはこのポンプ電流によって空燃比を示すことができます。さらに、センサーには作動に必要な温度700〜800°C(1,292〜1,472°F)を確保するための加熱素子が内蔵されています。