P1273 – 空燃比センサー1 バンク1 シフトチェンジ監視

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P1273 考えられる原因

  • エア/燃料(A/F)センサー1バンク1の不良
  • エア/燃料(A/F)センサー1バンク1の配線の断線または短絡
  • エア/燃料(A/F)センサー1バンク1回路の電気的接続不良
  • 燃料圧力
  • 燃料インジェクターの不良
  • エアフローメーターの不良
 

コードP1273の修理方法は?

まず上記の「考えられる原因」を確認してください。関連する配線ハーネスとコネクターを目視検査します。損傷した部品をチェックし、コネクターピンの破損、曲がり、押し込み、腐食を探します。

 
 

コードが検出されるのはいつですか?

ECMがA/Fセンサー1の信号から計算したA/F信号が、指定された期間リーン側にシフトしている場合です。

考えられる症状

  • エンジン警告灯の点灯(またはまもなく点灯するサービスエンジン警告灯)
  • エンジンのアイドリングが荒くなる可能性
 

P1273の意味

エア/燃料(A/F)センサーは、二重セル式の平面限界電流センサーです。A/Fセンサーのセンサー素子は、ネルンスト濃淡電池(センサーセル)と酸素ポンプセルを組み合わせたもので、イオンを輸送します。素子内には加熱器が組み込まれています。
このセンサーは、λ=1を正確に測定できるだけでなく、リーン側およびリッチ側の広い範囲でも測定可能です。制御電子回路により、センサーは広いλ範囲(0.7 < λ < 空気)で明確で連続的な信号を出力します。
排ガス成分は、拡散隙間を通って酸素ポンプ電極とネルンスト濃淡電池に拡散し、そこで熱力学的平衡状態に達します。
電子回路は、拡散隙間内の排ガス組成がλ=1で一定に保たれるように、酸素ポンプセルを通るポンプ電流を制御します。したがって、A/Fセンサーはこのポンプ電流によって空燃比を示すことができます。さらに、センサーには作動に必要な温度700〜800℃(1,292〜1,472°F)を確保するための加熱素子が内蔵されています。

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