P1144 INFINITI – 加熱式酸素センサー1 リッチ監視

投稿者:

P1144 INFINITI 考えられる原因

  • 前加熱式酸素センサー不良、バンク1
  • 前加熱式酸素センサー(バンク1)の配線が断線または短絡している
  • 前加熱式酸素センサー(バンク1)回路の電気的接続不良
  • 不適切な燃料圧力
  • 燃料インジェクター不良
  • 吸入空気漏れの可能性
  • 排気ガス漏れ
 

INFINITI P1144 診断コードの修理方法

まず上記の「考えられる原因」を確認してください。該当する配線ハーネスとコネクターを目視点検します。損傷した部品や、コネクターピンの破損、曲がり、引き抜き、腐食がないか調べてください。

技術メモ

 

酸素センサー(O2センサー1、バンク1)を交換することで、通常は問題が解決します。

 
 

診断コードが検出される条件

エンジン制御モジュール(ECM)にセンサー電圧が過度に高い状態で送信された場合。

考えられる症状

  • エンジン警告灯の点灯(またはまもなく点灯するエンジン警告灯)
  • 燃料消費量の増加
  • 排気煙過多
 

P1144 INFINITI コードの意味

前加熱式酸素センサー(または酸素センサー1)は排気マニホールドに設置されています。このセンサーは、外気と比較した排気ガス中の酸素量を検出します。加熱式酸素センサー1は、閉端のジルコニアセラミックチューブを備えています。ジルコニアは、リッチ条件では約1V、リーン条件では0Vの電圧を発生させます。加熱式酸素センサー1からの信号はエンジン制御モジュール(ECM)に送信されます。ECMは燃料噴射パルス幅を調整して理想的な空燃比を実現します。理想的な空燃比は、電圧が1Vから0Vに急激に変化する付近で発生します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です