P1116 BUICK 考えられる原因
- エンジンクーラント液レベル低下
- エンジンクーラント温度センサー(ECT)の故障
- エンジンクーラント温度センサー(ECT)配線の断線または短絡
- エンジンクーラント温度センサー(ECT)回路の接続不良
- エンジンクーラントサーモスタットの故障
P1116 BUICK コードの修理方法
まず上記の「考えられる原因」を確認してください。該当する配線ハーネスとコネクターを目視点検します。損傷した部品をチェックし、コネクターピンの破損、曲がり、押し込み、腐食を調べてください。
考えられる症状
エンジン警告灯の点灯(または間もなく点灯するエンジン警告灯)
P1116 BUICK 意味
エンジンクーラント温度センサー(ECT)には、温度に応じて抵抗値が変化する半導体素子(サーミスタ)が内蔵されています。ECTセンサーはエンジン前部左側シリンダーヘッドに取り付けられています。ECTセンサーには信号回路とアース回路があります。パワートレイン制御モジュール(PCM)はセンサーの信号回路に電圧(約5.0ボルト)を印加します。PCMはセンサーの抵抗値変化によるこの電圧の変動を監視し、エンジンクーラント温度を判定します。
エンジンクーラントが低温時にはセンサー(サーミスタ)の抵抗値が高く、PCMの信号電圧はセンサーを通じてアースに僅かに降下します。PCMは高い信号電圧(低温)を検知します。エンジンクーラントが高温時にはセンサーの抵抗値が低く、信号電圧はより大きく降下します。これによりPCMは低い信号電圧(高温)を検知します。