B0012 キャデラック 考えられる原因
- ステアリングホイールエアバッグインフレータモジュールの不良
- ステアリングホイールモジュールコイルの不良
- ステアリングホイールエアバッグインフレータモジュール配線の断線または短絡
- ステアリングホイールエアバッグインフレータモジュール回路の電気的接続不良
- 感知診断モジュール（SDM）の不良
B0012 キャデラック コードの修理方法
まず上記の「考えられる原因」を確認してください。該当する配線ハーネスとコネクタを目視点検します。損傷した部品がないか探し、コネクタピンの破損、曲がり、押し込み、腐食がないか調べてください。
技術メモ
DTC B0012 01 ドライバフロントデプロイメントループ ステージ1 バッテリーへの短絡
DTC B0012 02 ドライバフロントデプロイメントループ ステージ1 アースへの短絡
DTC B0012 04 ドライバフロントデプロイメントループ ステージ1 回路の断線
DTC B0012 0D ドライバフロントデプロイメントループ ステージ1 抵抗値が閾値以上
DTC B0012 0E ドライバフロントデプロイメントループ ステージ1 抵抗値が閾値以下
考えられる症状
- エアバッグ警告灯の点灯
B0012 キャデラック 意味
不具合が検出されると、診断トラブルコード（DTC）が不揮発性メモリに保存されます。十分な強度の正面衝突時には、エアバッグ拘束装置感知診断モジュール（SDM）が電流をデプロイメントループに流し、ステアリングホイールモジュールを作動させます。SDMはデプロイメントループに対して継続的な診断テストを実行し、回路の適切な導通、アースまたは電圧への短絡がないかを確認します。各コネクタには2本のショートバーが使用されており、コネクタが外された場合、ステアリングホイールモジュールステージ1のハイ側回路とステージ1のロー側回路、およびステアリングホイールモジュールステージ2のハイ側回路とステージ2のロー側回路をそれぞれ短絡させます。これにより、メンテナンス中のエアバッグインフレータモジュールの誤作動を防ぐのに役立ちます。